日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年8月10日投稿

「なぜiPhoneはシャッター音が変わったのか」★★★★

iPhone11だから変わったのか、iOS13で変わったのか。調べているうちに分かったのだが、iPhoneのシャッター音が変わったのはiOS13からのバグらしい。人によってシャッター音が極端に小さくなったり短くなったりしているらしい。俺の場合、静止画撮影の時に以前の録画開始音が鳴るようになった。このバグ?が今後のアップデートで治るかどうかは不明である。ちなみに静止画撮影の時にシャッター音がなるのは日本と韓国だけである。これは盗撮などが社会問題になったことが背景にある。シャッター音が鳴らないスマホを求め、海外版を買う人もいるらしい。しかし、シャッター音の規定には例外があり、一定の画質以下であればシャッター音を鳴らさなくてもよいという決まりになっている。SNOWなどは画質を落とすことによって無音カメラを実現している。

 

「なぜお盆は休みになる企業が多いのか」★★★★

お盆休みの起源は、藪入りと呼ばれる風習にあるとされている。藪入りとは、商家や裕福な家に住み込みで働いている奉公人や、嫁いでいるお嫁さんなどが年に2回(旧暦の1月と7月の16日)お休みをもらって実家に帰るという行事である。加えて、仏教でも藪入りの時期には地獄でも休暇があるとされている地獄の賽日とされている。藪入りの風習は高度経済成長期(1960年代)頃まで見られたが、それが変化して現在のお盆休みになったとされている。

 

コメント:1つ目の「WHY」。私の勘違いでした。私がバグだと思っていたのはLiveフォト機能を使った状態での撮影をしていたからでした。ただ、ネットで見つけた口コミは確かにあったので個体によっては本当にバグがあるかもしれない。

2020年8月9日投稿

「なぜ虫歯は虫要素が無いのに虫歯と呼ばれるのか」★★★★

虫歯を引き起こす正体は当然ながら虫ではなくミュータンス菌という菌が原因である。虫歯の名前の由来には諸説あり、昔から日本人はさまざまな病気の原因を「虫」のせいにしたという説がある。府の虫、寄生虫、水虫など、なんとなく気持ちわるいものを「虫」としてしまったらしい。他の節としては虫が「むしばむ」というところから「虫歯」になったという説もある。ちなみに虫歯は医学用語で言えば「簡蝕(うしょく)」と呼ぶ。

 

「なぜ航空自衛隊では引き算の訓練があるのか」★★★★

これは極限状態での意識状態をチェックするための訓練である。引き算訓練は気圧を人工的に低く設定した訓練室で行う低圧訓練の一環として行われ、待機中の隊員の口には酸素マスクが着けられている。訓練開始の合図とともに酸素マスクを外し、一斉に引き算を開始する。訓練の環境は酸素量が地上の約3分の1で一般の人なら低酸素で5分と持たずに倒れてしまう環境で行う。そんな低圧の状態で体にどのような症状が出るのかをパイロットが体験するための訓練である。訓練で扱う引き算は小学校低学年で習う初歩的なもので、最初は間違えずに計算できるが、最後のほうになると計算間違いをしたり、数字を正確に書けない状態になる。引き算は足し算よりも少しだけ難しいので、低酸素状態で思考能力を判断するのに最適なのである。

 

コメント:この引き算の訓練終わった後、体も脳みそもめちゃくちゃ疲れそう。万全のサポート体制のもと1回やってみたいな。

2020年8月8日投稿

「なぜ非通知で電話をかけたい時に使用される番号は184になったのか」★★★★★

電話番号の前に184と入力してから通話をかけると非通知で電話をすることが可能である。非通知通話の際に使用される番号が184になったのは(番号を表示しちゃ)「いやよ」という語呂合わせが由来。184はNTTが固定電話や対応機種にて着信した際に相手の電話番号を表示するサービス「ナンバー・ディスプレイ」を開始した1997年当初から存在している。184とは逆にこちらの電話番号を回線や契約内容に関わらず強制的に相手に伝えたい時は186を付けることによって伝えることができる。186の由来は調べても分からなかったが、恐らくダイヤルパッドを見た時に4と左右で反対側の位置にある6を使うのが良いとされたからであろう。

 

「なぜ爆笑は1人だとできないのか」★★★★

というのは昔の話。2018年に10年ぶりに発売された広辞苑では爆笑の解説が「大勢が大声で笑うこと」から「はじけるように大声で笑うこと」に変わった。爆笑はこれまで「1人で爆笑してた」というような使い方は誤用と認識されていたが、誤用ではなくなった。そもそも爆笑という言葉は1930年頃に使用が確認されている比較的新しめな言葉で、当初は「大勢で笑う」という用法に縛られず使っていた。しかし、どういうわけか爆笑が辞書に載った際に「大勢で」という人数指定をする辞書が多く、それが広まった結果、近年まで爆笑とは大勢でするものと認識されてきた。

 

コメント:184の存在は知っていたけど186は知らなかったな。使いどころが難しそうだけどいつか使うことあるかな。

2020年8月7日投稿

「なぜ天皇陛下も車を運転できるのか」★★★★★

天皇である明仁天皇は車を運転している様子がよく報道されていた。当然ながら車が運転できるのは、運転免許を所持しているからである。そして我々と同じように免許の更新も行っている。基本的に我々と同じルールで免許の更新をされていたが、一般的な更新のように免許センターや警察署で行うのではなく、お住まいの御所で視力などの適性検査を受けられた後、皇居の敷地内に信号機が持ち込まれ、実技講習を受けられていた。ちなみに明仁天皇は2019年1月の免許更新のタイミングで年齢を考慮し免許の返納を行っている。

 

「なぜ『ん』から始まる言葉は少ないのか」★★★★

んから始まる言葉はなぜ少ないのかの理由は、そもそも「ん」は日本に昔から伝わる言葉の歌「いろは歌」にも含まれていなかったことにある。「ん」は前に言葉がつくことで初めて発音できる言葉と考えられていたため、そもそも「んからはじまる言葉」という概念が存在していなかった。いろは歌はかな文字を習うための歌だったので、そもそも「ん」という言葉をかな文字として認識していなかったという可能性もあったと考えられている。「ん」いろは歌に含まれたのは明治36年に作られた新しいいろは歌の「鳥俯歌(とりなくうた)」からであり、それまでは「む」が「ん」の代わりだった。

 

コメント:天ちゃんの家庭ってどこまで庶民的なことをしてるんだろうか。前皇后さまは初音ミクの存在を知ってたけどテレビで知ったのかな。ネットで知ったのかな。それとももっとアナログな方法で?気になる…。

2020年8月6日投稿

「なぜガガンボはあんなにも貧弱なのか」★★★★

成虫の寿命は10日ほど、飛ぶスピードも速くなく、はたくだけで死に、死骸もつつくだけでバラバラになる虫、ガガンボ。英語では長い足と羽を持つ虫として「cranefly(鶴蝿)」と呼ばれているガガンボ。なぜこんなにも防御力が低いのか、調べてみた結果、足や体を軽量化することによって飛行能力を得ようと進化した結果が今の状態らしい。ガガンボより大きく丈夫で飛んでる虫もいるのに可哀想なことである。そんな人間にとって害のなさそうなガガンボだが、実は幼虫時代のエサが稲を好むということで害虫になりうるらしい。成虫は花の蜜しか吸わないので害はないが繁殖されると厄介なので見つけ次第殺しといてください。

 

「なぜ足を広げることをがに股と呼ぶのか」★★★

語源は「かに(蟹)」+「股」。蟹の脚のように、横に広がっていることからの命名カニがガニと濁音化しているのは、語頭を濁らせることによって、不格好だというマイナスの意味を強調しようとしたかららしい。また、昔から蟹の中でも食用に適さない下等な蟹を「ガニ」と呼んでいたので、蟹の足のように外側に折り曲がった足に対して軽蔑の意味をこめて「ガニ股」というようになったという説もある。

 

コメント:ガガンボは何のために生まれて何をして喜ぶんだろうな。

2020年8月5日投稿

「なぜ都道府県を言う時の多くは北からなのか」リクエスト★★★★

北から言いたくなる心理としては、やはり何かを数えるなら1番上から下の方に数えていくのが通例だからだろう。公の文書で都道府県を列挙する際の並び順は大抵の場合、総務省が発行している「全国地方公共団体コード」の数字順に上から列挙される。このコードは「県+市町村」で表されるもので、北海道なら01+市町村ごとのコード、青森なら02+市町村ごとのコードというようになっている。こちらの頭文字2ケタの数字の大きさ順に並べられるのが通常となっている。確かに北から順に並べると横並びの県に対する基準が難しいが、総務省が発行しているコード順という基準は絶対的なものなので便利かもしれない。

 

「なぜガイドラインは破ってもお咎めなしなのか」★★★

ガイドラインとは、自主的に遵守することが推奨されるルールのこと。日本では「指針」や「行動規範」と呼ばれることもある。法令、基準の次の段階にある概念。基準との違いは義務か推奨か。ただし、近年ガイドラインという言葉が普及するに従い、用語の混乱も発生しており、ガイドラインと言いつつ、基準としての運用を要求するものもあるため注意が必要とのこと。

 

コメント:この日からフォールガイズの配信が始まった。配信開始前にファミ通の記事を読んで面白そうだと思って、実際に遊んでみてもメチャクチャ面白かったけど、正直ここまで流行るとは思わなかった。ちなみに私は常人より少しだけフォールガイズが上手いです。0.7%の人しかもってない20勝トロフィー持ってます!

2020年8月4日投稿

「なぜコイン精米機の検索機能には1日あたりの検索回数に上限があるのか」★★★★★

ISEKIが運営するサイトは1日5回、クボタの場合は1日10回までとなっている。この回数制限を設けた理由の公式の見解は調べても見つからなかったので、今回は有力説2つを紹介する。1つ目の理由は米ぬかの横領。米ぬかはコイン精米機を利用していなくても精米所に行けば入手することが可能で、こちらを無断で取っていく輩が一定数いるらしい。その対策として検索上限を設けているという説。もう1つの説はサイトで検索機能を使うと表示される地図アプリが外部サービスを利用しているため、利用されればされる程、地図アプリ会社に料金を支払わなければならない契約だから説がある。いずれにせよ検索上限を設けることは意味の無いことではないようである。

 

「なぜ辞書は広辞苑大辞林大辞泉と種類が多いのか」★★★★

これらの辞書は中型辞書と分類されていて、現在はこの3種類のみとなっている(大型辞書は日本国語大辞典)。それぞれ出版社が違うことは勿論だが、各々に特徴がある。広辞苑は最も歴史が古く、語釈の掲載順が古い時代の解釈から並んでいるという特徴がある。対して大辞林は現代にこだわるコンセプトを持っており、最近の流行語や著名人の名前の記載などもある。大辞泉大辞林と同じく現代語を広くカバーしている。こちらは大辞林にはないカラー図版が意味とともに載っている。

 

コメント:ちなみにコイン精米機の検索機能、1日あたりの上限が設けられてはいるが、cookie(検索履歴みたいなもの)の削除を行えば何度でも検索が行えてしまう。