日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年8月30日投稿

「なぜ多くの頭痛薬は生理痛にも効くのか」★★★★

頭痛も生理痛もプロスタグランジンという同じ体内物質によって引き起こされるものだから。プロスタグランジンは血管を拡張させ、痛みに過敏な状態を引き起こします。これが頭痛の原因だといわれている。同じく生理になると子宮内膜でこの物質が分泌され、子宮にけいれん性の収縮を起こす。これが生理痛の原因とされている。このようにプロスタグランジンが作られるのを阻止する薬は、頭痛にも生理痛にも両方に効果を示す。ちなみにプロスタグランジンは体内組織のいたるところで作られるが、作用はその場所に限られており、血流にのって運ばれることはない。そのため生理痛の時に子宮内で増えたプロスタグランジンが、別の場所で頭痛を起こすことはない。

 

「なぜ昔の郵便局員は銃の所持が認められていたのか」★★★

郵便制度が始まった明治の初め、現金など金目の物を目当てに強盗が郵便配達員を襲う事件が多発した。さらに、山間部への配達の際にはクマが出没するなどの事件もあった。これらのことから、郵便配達員は拳銃の所持が許可されていた。ちなみに警察官が拳銃の所持を許可されたのは大正時代に入ってから。警察官が刀を持つことしか許されていなかった時代に、郵便配達員は拳銃を持つことが許されていた。

 

コメント:頭痛薬にはよくお世話になっております。