2020年8月6日投稿
「なぜガガンボはあんなにも貧弱なのか」★★★★
成虫の寿命は10日ほど、飛ぶスピードも速くなく、はたくだけで死に、死骸もつつくだけでバラバラになる虫、ガガンボ。英語では長い足と羽を持つ虫として「cranefly(鶴蝿)」と呼ばれているガガンボ。なぜこんなにも防御力が低いのか、調べてみた結果、足や体を軽量化することによって飛行能力を得ようと進化した結果が今の状態らしい。ガガンボより大きく丈夫で飛んでる虫もいるのに可哀想なことである。そんな人間にとって害のなさそうなガガンボだが、実は幼虫時代のエサが稲を好むということで害虫になりうるらしい。成虫は花の蜜しか吸わないので害はないが繁殖されると厄介なので見つけ次第殺しといてください。
「なぜ足を広げることをがに股と呼ぶのか」★★★
語源は「かに(蟹)」+「股」。蟹の脚のように、横に広がっていることからの命名。カニがガニと濁音化しているのは、語頭を濁らせることによって、不格好だというマイナスの意味を強調しようとしたかららしい。また、昔から蟹の中でも食用に適さない下等な蟹を「ガニ」と呼んでいたので、蟹の足のように外側に折り曲がった足に対して軽蔑の意味をこめて「ガニ股」というようになったという説もある。
コメント:ガガンボは何のために生まれて何をして喜ぶんだろうな。