日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年4月30日投稿

「なぜ昔は1ドル360円だったのか」★★★★

第二次世界大戦で敗北した日本は経済も疲弊してボロボロの状態だった。しかしそんな中でもアメリカと貿易を行い、経済を発展させていかなければ戦後からの復興はあり得ない。そこで導入されたのが、1ドル=360円という固定相場制である。360円というのは当時のアメリカと日本の経済力を比較すると、1ドル=320円か340円くらいが妥当なのではないかと算出したとされている。当時、世界はアメリカを中心とした資本主義とソ連を中心とする社会主義の戦いの真っ最中。日本にはなるべく早く経済復興してもらわなければならない状況だった。そこでアメリカは日本に「アジアの中で資本主義で成功した国」としての役割を与え、他の国に影響を与えようとしていた。そこで実際に算出された320円~340円より少し下駄を履かせ、円安の1ドル=360円になった。こうして円安にしてもらったことで日本国内で物を作り、海外に物を売って経済復興を急速に進めた。

 

「なぜ四月一日と書いて『わたぬき』と読むのか」★★★

四月一日とは、日本の名字でこの漢字を当てて「わたぬき」と呼ぶものが存在する。由来は旧暦・4月に綿を収穫していたことで、「四月一日に綿を抜く」から「わたぬき」となったIMEでは「四月朔日」が表示されるが、この「朔」は「はじめ(すなわち「ついたち」)」という意味である。

 

コメント:今から80年前までは戦争やってて、30年前までは冷戦してて…って考えると今は相当安定している時期だよなあ。実は気付いてないだけで裏では第三次大戦が起こる一歩手前までいってたりするのかな。