2020年3月12日投稿

「なぜジーンズといったら青色なのか」★★★★★

ジーンズは元々労働者のための衣服で、アメリカで誕生した。1848~1855年に起きたゴールドラッシュでは、アメリカ・カリフォルニアに眠る金を採掘するために30万人もの人々が集まった。労働者が働く鉱山には多くの蛇がいて、作業中に蛇に噛まれるという悩みだった。そこで使用されたのが「インディゴ」。インディゴはインド藍などの植物を原料とする藍色の染料である。天然のインディゴには「ピレスロイド」という虫よけや蛇よけに効果があるとされる成分が含まれていた。当時、インディゴ染めのジーンズは毒蛇よけの効果もあると宣伝され、多くの労働者が愛用するようになった。ジーンズが青色になったのは、鉱山で働く人たちを蛇から守るためだったと言われている。現在のほとんどのジーンズには化学的に合成されたインディゴが使用されており、この合成インディゴには蛇よけや虫よけの効果はない。

「なぜ保湿ティッシュは乾かないのか」★★★★

ウェットティッシュは袋から出すと乾いてしまうが保湿ティッシュは保湿されたままなのはなぜか。前者はアルコールなどの水溶液を含ませたもので、空気に触れる状態で時間が経つと乾く。後者の紙には化粧品や食品に使用される「保湿剤」のグリセリンやソルビットが含まれている。その保湿剤が空気中の水分を適度に取り込み、水分を保持する働きをしている。そのため、保湿ティッシュは空気に触れても湿った状態を保つことができるとのこと。

コメント:この前電車でビリビリってレベルじゃないダメージを受けてるダメージジーンズ履いてる人がいたんだけど、そこまでして膝小僧を見せたいものだろうか。