2019年4月14日投稿
「なぜ豚肉や鳥肉は訓読みなのに牛肉は音読みなのか」★★★★
結論から言うと答えは見つからなかった。熟語、特に2字の熟語の場合には、その読みは基本的には音読み+音読みないし訓読み+訓読みとなる「にく」は「音読み」なので、牛肉はこの原則に当てはまっている。反対に、豚肉や鶏肉が原則に沿っていない湯桶読みということになる。その証拠として食肉取引市場では「豚肉(トンニク)」「鶏肉(ケイニク)」と呼ぶ。
「なぜイカやタコの血の色は青いのか」★★★
タコやイカなどの軟体動物はヘモグロビンがない代わりにヘモシアニンというタンパク質が酸素と結合して体全体に酸素を運んでいる。ヘモシアニンは無色透明であるが、ヘモシアニンに含まれている銅が酸素と結びつくと銅イオン由来の青色になる。銅でできた10円玉が錆びると緑青(ろくしょう)と呼ばれる青緑色になるが、原理はそれと同じである。
コメント:クレヨンしんちゃんのギャグで「もうイカタコスルメ」ってやつをなぜか覚えてる。たしか、みさえが何かの手伝いをひろしにお願いしたら「今日は朝イチから会議があるからもういかないと」って言って逃げたのを真似して、しんのすけが言ったセリフだったと思う。