日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年12月20日投稿

「なぜ黒酢は黒いのか」★★★★

黒酢というのは米酢の一種。黒酢に含まれる黒い色の成分は「メラノイジン」というもので、これはアミノ酸と還元糖の反応によって生成される。一般の酢は熟成させると色が黒くなっていく。黒酢は他の食酢と比較して糖とアミノ酸が多く含まれているので、色が黒く変化しやすい。余談だが、黒酢が明確に定義されたのは2005年と割りと最近の話である。定義付けされる前は粗悪品が出まわることも多く、その事態に農林水産省黒酢の品質表示基準を定め、食酢の中に「米黒酢」と「大麦黒酢」の2項目を新たに加える事で対応した。

 

「なぜ薬はたまに水で流し込んでも喉につかえる感覚を覚える時があるのか」★★★

カプセル錠は上を向いて飲み込んでしまうと水に浮いてしまうので胃までスムーズに届かない場合がある。カプセル錠を飲む時は下を向きながら水で流し込むのが良い。逆に錠剤は水に沈むので上を向いて飲み込むとスムーズに飲み込みやすい。ちなみに、薬を飲む時、ひと口の水で済ませると喉の途中で止まったままになる危険がある。喉の粘膜でくっつくと薬がその場で溶け、期待される効果が発揮されないだけでなく、潰瘍の原因になる恐れもある。薬を胃まで到達させるために必要な水はコップ1杯分の180mlとされている。

 

コメント:俺はよくビオフェルミンを食後に飲むためにひと口分だけ飲み物を残しておいてそれで飲み込んでいたんだけど危険なことだったんだな…。