2019年9月6日投稿
「なぜ蕎麦屋にはうどんもあるのにうどん屋には蕎麦がないのか」★★★★★
蕎麦とうどんはその製法がよく似ているという理由もあるが、うどんは蕎麦よりも歴史が古いことからこの疑問の答えに繋がる。室町時代、最初に蕎麦を売り始めたのは蕎麦屋ではなくうどん屋だった。蕎麦は江戸時代に入ると次第に人気が広まり、うどんと蕎麦の人気が逆転し、江戸中で蕎麦が大ブームとなった。その蕎麦ブームに乗って、うどん屋は次々と蕎麦屋に転身していった。ただ、蕎麦屋になってもうどんの人気は健在で、現在のように蕎麦とうどんの両方を出すようになったうどん屋が蕎麦を出さない理由は東京にある多くのうどん屋が香川県の「讃岐うどん」など地方の名産うどんの専門店であるため、あえて蕎麦を出す必要はないというのが大きな理由である。
「なぜスーパーでは生のタコが販売されてないのか」★★★★
スーパーで売られているタコはほとんど「マダコ」という種類である。マダコは生で食べると皮が非常に硬くて噛み切れないほどである。一方、茹でると軟らかくなる。そのため、生では食べられないので茹でた状態で販売されている。居酒屋などでは生のタコを刺身にしたものがあるがこれは「ミズダコ」である。ミズダコは水分が多く含まれていて、柔らかく、皮も薄いので食べやすい。
コメント:銚子丸の生タコすこ