日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年11月18日投稿

「なぜ声は枯れるという表現を用いるのか」★★★

枯れるというのは実は当て字である。本来は「嗄」という漢字を用いて「声が嗄れる」と書くが、読みが同じで知名度の高い「枯れる」という表記が使われる。「嗄」とは、かれる/しわがれる/声がかすれるなどの意味をもつ漢字。日本では大学もしくは一般レベルの漢字とされる。漢検では1級。ちなみに枯れた声の事は「嗄声(させい)」という一単語で表すことが出来る。

 

「なぜ捜し物をしてる時は独り言が増えるのか」★★★★★

独り言を言うのは心理学では「退行」と呼ばれ、脳の働きが子どもの頃に戻ってしまう現象である。大人でも強い不安や焦りを感じると、退行現象で脳が子どもの頃に戻り、つい独り言を言ってしまう。また、退行現象には記憶を呼び戻すにはよい効果があるとされる。それは退行現象で独り言が出ると、脳が活性化されるというもので、これにより探し物の場所を思い出しやすくなるという。つまり、探し物をする時に独り言を言ってしまうのは、子どもの頃に戻る「退行」と呼ばれる現象で、独り言を言うことで脳が活性化され、探し物を発見しやすくなる効果が期待できる。

 

コメント:探し物している時に独り言つぶやくのは今回取り上げた効果に加えて親切な人が声を掛けてくれて手伝ってもらえる場合もありそうだから良いね。探し物している時以外に独り言が多いやつは張り倒したくなるからやめてね。