日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年6月8日投稿

「なぜ靴下は靴の中にあるのに靴中ではないのか」★★

衣服と肌の相対的な位置を表すには「上/下」という言い方も存在する。たとえば「下着」というのは下半身に着るものという意味ではなく、素肌に直接着るという意味で「下着」と言う。「上着」も上半身に着る服という意味のほかに、下着と反対の意味で用いる場合がある。「上/下」と言っても、地面から垂直方向に見た位置関係とは限らない。衣服について言う場合は、身体あるいは素肌から垂直に「上」であるか、「下」であるかが焦点。したがって「靴下」の場合は、足から垂直に見て靴よりは下、という意味で「靴下」という言い方になる。その場合、なぜ「足上」と言わないのかというと「上/下」というときは、あくまでも身に着けるもの同士の相対的な上下が問題となるため、足ではなく靴を基準にしているからである。

 

「なぜ『減るもんじゃなし』は『減るもんじゃないし』ではないのか」★★★

「~ないし」とも言うが文章や劇作品の中では「~なし」という表現の方がよく使われている気がする。辞書には乗っていない言葉のようでどちらが正しい言い回しなのかはわからなかった。ただ、「~ないし」は南関東の方言らしく、口語体だと「~ないし」ということの方が多いが文語体で表す場合は「~なし」の方が正しいのかもしれない。

 

コメント:1つ目の「WHY」は今読み返すと自分でも内容がイマイチ理解できなかったので皆さんも読まなくて良いと思います。