2019年2月25日投稿
「なぜ書類などの記入例には山田太郎が多いのか」★★★
名字ランキング12位の「山田」が記入例に最適な理由には、日本古来の風景と密接な関係がある。記入例というのは、そこに記入するための見本であるため、非常に分かりやすく特定の誰かを指していない事が大事である。実は名字は地域的な偏りがある。例えば、「佐藤」や「鈴木」は東日本に多い名字である。そのような名字は記入例には適していない。ところが「山田」という名字は全国にまんべんなく分布している。そのため、見本として最適な名字だと言える。
「なぜ多くの書籍はページ数が16の倍数なのか」★★★★
それは多くのページを一度に製造しているため。本を作る時は巨大なロール紙を伸ばしてページを印刷するが、1枚の紙に数ページ分が印刷されている。印刷された紙は、横に4ページ、縦に2ページで、両面なので合計16ページの印刷物ができる。ほとんどの本は1ページずつ印刷するのではなく16ページ分をまとめて印刷している。その16ページ分の印刷された紙を折り重ねていき、端の部分をカットする事で16ページ分の冊子になる。
コメント:16の倍数に調整するために書籍の最後の方にはあとがきと広告や告知のページが設けられている。