日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年8月16日投稿

「なぜ喋っていると口角に唾が溜まる人がいるのか」★★★★

口角に唾がたまるのは生まれつき唾液量が多いか、口回りの筋肉が弱いか、舌の動かし方が下手で唾をうまく飲み込めないのが原因と考えられている。舌が長すぎるとか短すぎてもうまく唾の処理が出来ず、そういう人はしゃべるのに普通より労力を要するので同時に唾を飲み込まなくてはならないのに、おろそかになってしまい、飲み込まなかった唾が口角に溜まってしまう。この症状は口腔内科に行って舌を動かす訓練などをすると解消できる可能性があるとのこと。

 

「なぜビールの泡はすぐに溶けないのか」★★★★

泡を構成する気体の成分はビールの中に溶けている二酸化炭素。ビールに物理的刺激を与えると溶けていた二酸化炭素が気泡となって遊離し、その泡のまわりをビール中のたんぱく質などが包み込んでいる状態になる。包み込まれた泡は液面上に集まり、泡の層を形成する。泡のまわりを包み込む物質こそが泡を長持ちさせ、滑らかさを実現している。コーティングに関わる物質は麦芽由来の「たんぱく質」とホップ由来の苦味成分である「イソフムロン」。たんぱく質とイソフムロンが複合体を形成し、泡膜の表層付近に配列するため、他の飲料の泡よりもキメの細かく壊れにくいクリーミーな泡の層が形成される。

 

コメント:小学生の頃の音楽教師が口角に唾が溜まる人だったんだけど、口周りの筋肉も舌の動かし方も常人より上手い人だと思うんだがなあ。