日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年7月8日投稿

「なぜ契約書には郵便番号を書く欄がないのか」★★★

雇用契約書や内定承諾書は「契約文書」であり、郵便物等を送付する為の書類ではないので「郵便番号」の記入は不要である。企業側が用意した書式に従って必要事項を記入すればそれで良い。

 

「なぜ銅は英語でcopperなのに銅メダルは英語でブロンズメダルというのか」★★★★★

「銅」は英語でcopper。ラテン語のcuprumから派生しており、元素記号のCuにも使われている。そしてbronzeは日本語で「青銅」という意味。では、なぜ銅メダルにブロンズという単語が使われているのか。それは青銅が銅とスズの合金で銅や他の金属に比べると腐食しにくく、彫刻やオブジェを造るのに適している素材なので、オリンピックの銅メダルも同じ青銅で作られていることから、英語では「ブロンズメダル」と呼ばれている。一方で、日本でメダルを表す際に青銅ではなく「銅」が用いられるのはなぜなのか。理由は銅の特徴的な色味と歴史にヒントがある。銅は紀元前7世紀ごろからすでに発掘されており、その色味と鋳造のしやすさによって、古くから貨幣として用いられてきた。その貴重価値は金、銀についで高く、また他の一般的な金属が灰色であるのに対し特殊な赤茶色であることも合わさって、メダルの一つに採用されたと言われている。つまり、金属の中で鋳造性、貴重性、独特の色味という特殊性を兼ね備えていることから、日本では昔から金・銀・銅の三種類を採用してきたからである。

 

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