日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年7月7日投稿

「なぜスニーカーは加水分解するのか」リクエスト★★★

加水分解とは、化学物質と水が反応して分解を起こす現象のこと。スニーカーのソール部分には摩擦に強くするためポリウレタンやEVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)が使われている。それらの化合物質が空気中の水分を吸収しすぎると加水分解を起こしソールがボロボロになってしまう。通常の頻度でスニーカーを履いていればソールに含まれた水分を外に押し出すことができるが、長年履かずに保存しているスニーカーはひたすら水分を吸収し続けている状態のため、久しぶりに履いた瞬間化学反応を起こしてボロっと壊れてしまう。

 

「なぜ七夕にはそうめんを食べる風習があるのか」★★★

七夕の行事食がそうめんなのは、昔の中国の「索餅さくべい)」という料理が由来している。中国の言い伝えでは7月7日に帝の子供が亡くなった後に疫病が流行ったため、帝の子供の好物であった索餅をお供えしたところ疫病の流行が治まった。それ以降、無病息災を祈願して7月7日に索餅を食べる習慣ができたそう。時代を経て索餅がそうめんに変わった。また、そうめんを織姫が使う糸に見立てて「芸事が上手になりますように」と願いながら食べるという説もある。

 

コメント:小学生の頃の七夕の日の給食の献立が好きだった。七夕そうめんと七夕ゼリー。あれは給食でしか食べられないのかな。