2019年11月29日投稿
「なぜ狼は悪いイメージなのに、けもの偏に良と書くのか」リクエスト★★★★
漢字の作られ方には象形・指示・形声・会意がある。「月」などの見た目で作ったのが象形。「上」「下」などの点が棒の上にあるか下にあるかなどで作られたものを指示文字。「洋」など事物の類型を表す記号と発音を表す記号を組み合わせて新しい字を作るものを形声文字。「休」は人が木に寄りかかって休むことから「やすむ」の意味を表す字として作られているようなものを会意文字という。「狼」は動物を表すけもの編に「ロウ」と読む「良」を付けただけの形声文字である。昔の中国では狼のことをロウと読んでいたので日本語にする際形声文字で作られた。
「なぜ吹き溜まりは悪口として使う様になったのか」★★★
吹き溜まりとは、風に吹き寄せられた雪や落ち葉などまたは海や湖沼で水の流れによって落葉等が運ばれて、堆積している場所を指す言葉。転じて落ちぶれた人や社会から脱落した行き場のない人たちが自然と寄り集まる所。という意味である。ちなみに似た言葉で掃き溜めというものがあるが意味は①ごみを掃き集めて捨てておく場所。ごみ捨て場。ごみため。②雑多な人や物が集まっている所。という意味なのでシンプルに悪口。
コメント:狼が良いイメージか悪いイメージかは人や場面によって結構分かれる気がする。