2018年3月16日投稿
「なぜ死に際のことを断末魔というのか」★★★★
断末魔とは、死ぬ間際(臨終)の苦しみをあらわす仏教語からきている。「断」はその漢字のとおり断つことを意味するので、「末魔を断つ」というのがその形成。末摩(末魔)とは梵語マルマン(marman)の音写だそうで、死節(支節)などと漢訳されます。末摩(死節)とは、これを断つと死に至るとされ体にいくつかある急所のこと。ヨガにおいてプラーナ(気)が流れるエネルギー回路の集結地点だとも言われています。マルマというツボが断たれる、つまりそれは死を意味するというわけです。ちなみに断末魔とは状態を表す言葉で、その意味は人間が死ぬ直前の状態のこと。
「なぜコンビニのお弁当用の袋は茶色なのか」★★★★
茶色の袋はお弁当用に袋の底が広がるように作られていてお弁当が斜めにならないようになっている。また、弁当のお惣菜のなま物が入っていた時に日を通しにくくして痛まないようにするために茶色くしているという理由もある。
コメント:気になった単語の語源が仏教用語であることが結構多い。