日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年10月28日投稿

「なぜ予定が被ることをバッティングというのか」★★★★

大前提として押さえておかなければならないことは「時間や日程がぶつかること」などの意味でバッティングするという言い方は和製英語である。そして元となる英単語も実は断定出来ない。まず、バッティングの語源はBat(棍棒)の進行形Batting(打つ)ではなくButt(動物が頭をぶつけ合う)から来ていると考えられるが、Buttに進行形は使われないらしいのでButtingという英語は存在しない。しかし、その「ぶつかり合う」という所から予定がぶつかり合うと転じてバッティングというようになったと考えられなくもないが、やはり誰がどのように使い始めたのかはハッキリとしていない。

 

「なぜ駅の出口番号は欠番がある駅もあるのか」★★★★

新規路線の開業で出口が増えた場合の対応方法は、例えば従来の出口番号が1~4の場合、「新しい出口は5から始まる」か「新しい出口は離れた数字や記号を冠して11,12...またはA1,A2...」のいずれかが多い。どの方法を採用するかは鉄道事業者毎に完全統一されている訳ではなく、駅によってバラバラなケースも存在する。既に出口番号が決まっている後、地下から地上にかけて新しい建物や店がオープンしたことにより、さらに出口が又分かれした場合は、出口番号の末尾に符号を設定し区別する場合がある。

 

コメント:バッティングとブッキングって混同しがちだよね。バッティングの使い方は今回取り上げた通り。ブッキングは「予約を入れること」であり、ブッキングを使って予定が被っていることを表したいときは「ダブルブッキング」という言葉を使う。