日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年10月29日投稿

「なぜグロシーンを見たり聞いたりすると体の力が抜けることがあるのか」★★★★

2つの可能性が考えられる。血液恐怖症と血管迷走神経反射である。前者は文字通り、血に関連することを見たり聞いたり想像したりすると恐怖を覚え全身に力が入らなくなる、貧血になる、失神するというもの。後者はショッキングな出来事に遭遇し、交感神経が活発になり血管を収縮させて血圧を上げ、心拍数が増えて、呼吸が荒くなった状態を鎮めようと副交感神経が身体に逆の作用を起こし、血管を拡張させ、血圧を下げる働きをする。この状態は脳の血流が低下して脳虚血の状態になり、内臓の血流も低下する。すると、顔が真っ青になってめまいや吐き気が起き、失神することもある。この反応が迷走神経反射で交感神経の暴走を制御する生体の防御作用である。

 

「なぜ薬物は鼻から吸うのか」★★★★

鼻から吸うことをスニフという。この方法を行う理由は鼻粘膜→肺からの摂取が効率がいいからである口からの摂取では肝臓を通過しなければ、血液の体循環システムに参入できない。しかも、代謝されてしまう。鼻粘膜→肺から摂取されたコカインは、即座に、体循環システムに入り込めるので適している。

 

コメント:薬物を鼻から吸う時って痛くないのかな。ほっしゃんは鼻からうどんをすする時痛くないのかな。