2019年10月2日投稿
「なぜ灰色のことをねずみ色とも呼ぶのか」★★★
鼠色という語が登場したのは17世紀前半、江戸時代初期と考えられている。江戸時代の初めは、それまでの長い戦乱の名残が残っていた時期であり、火事や火葬などを連想させる灰色を嫌い、鼠色という色名が生まれた。ちなみに色を表す際に鼠という字を用いる色は30種類以上もある。
「なぜ昔の貴族はお月見する時、月を直接見るのではなく池などに映った月を見ていたのか」★★★★
お月見は平安時代に貴族が始めたとされているが、直接月を見るものではなかった。池や川、あるいは杯に映して月を見ていた。また、昔の天皇のあり方から考えると、天皇は神で1番上の人であり、その1番上の人がさらに上を見るのはおかしい。だから下を見下ろすのが普通だった。
コメント:当時は灰色のイメージが最悪だったんだろうけどネズミのイメージもどちらかというと悪い方じゃないか?他の灰色のものをモチーフにした方が良かったんじゃないか?例えばスーパーファミコン色とか。