日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年5月9日投稿

「なぜマイムマイムは歌詞の状況と全く関係性のない場面でも踊られるようになったのか」★★★★

マイム・マイムは1940年頃に現在のイスラエルで生まれた踊りで原曲はヘブライ語で歌われている。「マイム」はヘブライ語で「水」を意味し、その歌詞の意味は「あなた達は喜びのうちに救いの泉の水を汲む水、水、水、水を!救いの泉の水を汲む」という内容であり、マイムマイムは砂漠地帯で水を掘り当てた時の喜びを歌った曲だった。それがなぜ日本の運動会等の定番になったかというと第二次世界大戦後、GHQフォークダンスを体育の授業に取り入れたのがきっかけであった。GHQ民間情報教育官のニブロは自分の趣味だった「フォークダンス」で世界の民謡音楽の曲に合わせて体を動かす体育の授業にピッタリだと全国の体育の授業に定着した。

 

「なぜホコリは総じて灰色なのか」★★★★

ホコリの灰色は「並置混色」という現象によるもの。並置混色とは、いくつかの色が並んだ状態のものを離れて見ると、それらが混ざった色に見えるという視覚現象である。ホコリを顕微鏡で覗いて見るとカラフルな色の繊維が存在する。しかし、この細かなカラフルな繊維は離れて見ると、眼の中で混ざり合い灰色に見えてしまう。つまり、ホコリは三原色が混ざる並置混色により灰色に見える。

 

コメント:マイムマイムはキャンプファイアーの時の定番曲でもあるけど、キャンプファイアーの火の立場にたってみると、周りを大勢の人間に包囲され自身の天敵たる「水」を連呼されながら詰め寄られては離れていくという地獄のような時間というわけだ。