2019年6月3日投稿

「なぜ肘を何かにぶつけると痺れるのか」★★★

普通神経は体の深いところを通っているが、肘を折り曲げるとできる小さな骨の出っ張りの頂点だけは浅いところを通っているため刺激が伝わりやすく、ぶつけると神経が圧迫されてしびれる。この骨のことを上腕骨内上顎(じょうわんこつないじょうか)という。この現象には名前があり、上腕骨は英語で「humerus(ヒューメラス)」と言い、「おかしな」という意味の「humorus(ユーモラス)」と同じ発音をする。そこから類義語の「funny」に変わり、物をぶつけるとジーンとシビれる「ファニーボーン」と呼ぶようになった。

「なぜ目は充血すると赤くなるのか」★★★

充血とは、目の炎症や疲れなどが原因で、目の血管が膨らんだ状態のこと。目の血管は普段は細いため外からは目立って見えないが、血管が膨らむと目立つようになり、目の表面が赤く見えるようになる。目にゴミが入る、あるいは、アレルギー物質や細菌から刺激を受けると、結膜が異物を排除しようと炎症反応が起きる。その炎症反応の1つとして、目の血管が膨らむ。目が疲れてくると、回復のために酸素や栄養を多く必要とする。酸素や栄養をたくさん運ぼうとして、目の血流量が増えて血管が膨らむ等の要因がある。

コメント:目が真っ赤になるということは目には血管が張り巡らされてるってことだよね。想像してたら気持ち悪くなってきちゃったよ。