日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年9月29日投稿

「なぜ酒は辛口というステータスがあるのか」リクエスト★★★★★

ビールの「辛口」は塩辛さのことでもなく、唐辛子の辛さのことでもない。「辛い」というわけではなく「甘くない」という意味。甘みの薄いビールであるということ。ビールの場合は明確な基準は無いが日本酒の場合は味についてさまざまな評価の基準が存在する。かつての日本酒は甘ったるいものが多く、淡麗辛口こそが本物だというような空気が生まれて、辛口化が進んだ。日本では昔は食べるものが粗末であったから、酒は甘くて重たい必要があった、という説もある。その中でも東北などの厳しい冬があり、漬物などの低カロリーの肴が多いところでは甘口の重たい酒、一方で高知などの温暖で海産物などに恵まれているような所では辛口の淡麗な酒が好まれたという。酒の味は肴とのバランスで成り立っている。

 

「なぜ『か弱い』という言葉はあるのに『か強い』という言葉はあるのか」★★

調べたところ答えは見つからなかった。そのような言葉は存在しないとしか言い様がない。か弱いの頭に付いている「か」は、後ろに形容詞を伴って意味を強める接頭詞である。か弱い、か細いぐらいしか日常では聞かない気がするが、他に「か易し」「か青し」といった言葉が収められている辞書もある。

 

コメント:ビール飲んでて甘いって感じたことないな。