2018年8月2日投稿
「なぜびた一文で少しの価値もないことを表すのか」★★★
中世から近世にかけて流通していた貨幣のうち、粗悪で欠けていたりする貨幣のことを「銀銭(びたせん)」と言い、一般的な貨幣に比べて価値が劣るものとして扱われていた。品物など価値が無いと感じそれすら払う気にならないことを「銀一文(びたいちもん)払う気にならない」と言う。びたをカタカナにするとビター文と誤読しやすいから気をつけよう!
「なぜ湿度が高いと暑く感じるのか」★★★★
体は温度自動調節器のような働きをし、体内の酵素は体を生かすために体温を常に一定、約37度に保つようにできている。体を冷やす必要がある時は血管が開き血液が腕や脚に流れるように働く。そうすることで熱が肌をとおして逃げていく。汗も蒸発するときに熱を取り出し湿度を作り出す。この汗の蒸発がすでに空気内にかなりの湿気があるとき汗は素早く蒸発しないので、ずっと熱さを感じることになる。
コメント:日本の夏が海外の人にとって辛い暑さという理由がここにある。