日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2018年8月1日投稿

「なぜ虫は死ぬとひっくり返るのか」★★★★

実は昆虫にとって自然な姿勢はひっくり返ったあの姿。虫は重心が体の上の方にあるため、突風に吹かれたりして回転すると生きていても腹が上になることもある。ではなぜ普段はうつ伏せ状態になっているのかと言えば強靭な手足があり、昆虫の体重が軽いことが要因に挙げられる。しかし弱ってくると風に吹かれたり木や壁などから落ちたりなど、何かの拍子でひっくり返っても足に力が入らず自分の体を元に戻すことができない。そういう事情でひっくり返って死んでいる虫が多い。ただ室内の全く風が通らない場所などで自然死した場合、うつ伏せのまま死んでいることもある。

 

「なぜ魚は死ぬとひっくり返るのか」★★★★

これは魚というより動物全般に言えることで、死んでもすぐには浮かび上がらずいったん水に沈む。その後腐敗していく過程でガスが発生するが、この時内蔵から早く腐っていく。つまり内蔵のあったお腹にガスが貯まり、ある程度貯まるとガスが貯まったお腹を上にしてガスの浮力で水面に向かって浮かび上がる。そうして水面から見えるのが、お腹を上にしてひっくり返っている姿。

 

コメント:人間も遺体をうつぶせにして安置したりしないから、虫や魚と同じだね…。