2018年6月24日投稿

「なぜアサリの中には砂を大量に含んだものがあるのか」★★★★

業界の間では「爆弾」と呼ばれている。その正体は中身が死んでしまい殻だけになってしまったアサリ。海底の砂や泥が入り込んでしまっている状態になったもの。口を動かさない為、産地でいくら砂抜きをしても砂を吐かない。産地では熟練の作業者の方が貝同士を手の中で衝突させるように転がす、ステンレスの台に衝突させるなどで検品を行ったり、金属探知機にかけるなど、できる限り除去するように努めているが、完全に除去することは難しいため商品の中にも爆弾が潜んでいる。

「なぜ虫除けスプレーをすると虫が寄り付かなくなるのか」★★★

蚊を始めとする人の血を吸う虫の多くは、ヒトの皮膚呼吸により排出される「CO2(炭酸ガス)」を感知して人に寄ってくる。市販されている虫よけの主成分である「ディート」は虫の触覚に作用し、CO2を感知しにくくする。虫除けスプレー1つで全ての虫を遠ざけることが出来ないのは全ての虫がCO2を感知して寄ってくるわけではないから。

コメント:潮干狩りに行ったときはアサリ同士をぶつけて身が詰まってるアサリかどうか判別したな。身が詰まってるアサリ同士だとキンキンって感じの音がするけど片方が死んでるアサリだと鈍い音がする。