日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年6月24日投稿

「なぜサイゼリヤの一の位は9が多いのか」リクエスト★★★★★

サイゼリヤに限らずファミレスやスーパーの価格設定にもその手法が取り入れられている。たかが1円の差だが。1円下げる事によって消費者からは百の位が一つ下がるために安く感じられる。経営者からすればたった1円分の売り上げが下がるのに対して販促効果は絶大である。アメリカのファーストフードなどではもっと露骨で1ドル99セントや2ドル99セント等の設定が多い。表記はドルの数字だけ大きく書いて99セントの部」分は小さく書かれていたりする。そうすると消費者はドルの1や2が目につくわけで、感覚的に安いと思わせるという消費者心理を利用している。ちなみにサイゼリヤ新型コロナウイルス対策で会計時の接触時間を減らすため、7月1日から全てのメニュー価格で1円単位の刻みをやめ、50円または100円単位に改定すると発表している。

 

「なぜ飲食や遊びの場所を変えることを河岸を変えると表現するのか」★★★

「河岸」とは川の岸のことで、特に舟から人や荷物の揚げ下ろしをする場所をいう。また、魚市場・魚河岸のこともいい、現在はこの意味で用いることが多い。江戸時代には新吉原を囲む掘割沿いの通りを「河岸」といい、そこにある遊女屋のこともいった。「河岸を変える」といえば、もともとは遊女が抱え主や働き場所を変えることで、そこから転じて、一般に遊び場所を変える意味になった。

 

コメント:遊び(意味深)から遊び(全般)にも使える言葉になったということだね。とはいえこんな聞き馴染みのない言葉をわざわざ使うのは遊び(意味深)ができる年齢になっている人だけだと思われる。