日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年7月12日投稿

「なぜプレミアとプレミアムは混同されがちなのか」★★★★★

日本では混同して使われがちな「プレミア」と「プレミアム」は全く別の言葉である。更にプレミアは日本語の場合、同音意義の2つのプレミアが存在する。プレミアのひとつはフランス語のPremièreを原語とし、英語ではpremiereと書き、映画や演劇などの初日、初演を意味する。映画では世界で最初に行う公式上映のことを「ワールドプレミア」という。もう一方の「プレミア」は英語でpremierと書き、総理大臣、第1位の、首位の、最高のといった意味がある。サッカーリーグ「プレミアリーグ」はこちらのプレミア。プレミアムは英語でpremiumと書き、おまけ、割増金、手数料、謝礼といった意味がある。希少価値や付加価値がついたものをプレミアムと呼ぶ。日本ではプレミアムを略し、プレミアと言う場合もあるが、厳密には意味が違う誤解を招く表現である。

 

「なぜ盲目の人はサングラスをすることが多いのか」★★★

失明により視線が定まらなくなり周囲に不気味な印象を与えるようになった人が視線を隠す目的で使われる。また、目元を隠すことで人相を判別しがたくしたり見る者に威圧感を与えたりできるので、著名人が他人の注目を集めたくない場面で掛けることも多い。

 

コメント:プレミアとプレミアムは汎用と凡庸よりも紛らわしい言葉ランキングで上位に来てもいいと思う。