日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年7月16日投稿

「なぜ『ド』で程度が甚だしいものを指すのか」★★★★

ド派手とかド下手とか。「ド」は江戸時代から用いられている上方方言で程度の甚だしさを表す接頭語。今では全国で使われている。文献には、18世紀初頭から現れる。もともとは「相手をののしる用法」で、そこから一般的に「程度の甚だしさを表す用法」へと意味が広がった。起源は、同じ意味の接頭語「どう」らしいが、その「どう」の起源はわかっていない。ちなみに「弩級超弩級」の「腎」の起源となったドレッドノート(アメリカの戦艦)は1906年建造だから、日本語の「ド」とは全く関係ない。

 

「なぜ早送りした映像は音が高く聞こえるのか」★★★★

音の高さは、その音の源となる物が空気中につくる振動の数(周波数)の多さと関係がある。多ければ高い音、少なければ低い音になる。録音の中には同じだけの情報が含まれているから、通常の速度で1秒に200サイクルをなすようにして録音した音を早送りして0.5秒で再生すれば1秒につき400サイクルの音となって高く感じられ、ゆっくりと2秒で再生すれば1秒につき100サイクルの音となって低く感じられる。

 

コメント:もう最近ってレベルじゃないけど早送りとか巻き戻し中は音が消えるようになったから早送りで声が高くなるの聞く機会少なくなったよなぁ。