日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2018年11月6日投稿

「なぜプライドが傷つくことを沽券に関わるというのか」★★★

「沽券」とは土地や家屋など売り渡し証文のことで、「売券」や「法却状(こきゃくじょう)」とも言われる。江戸時代頃から、「売値」の意味で用いられるようになり、さらに「人の値打ち」「品位」などの意味で使われるようになった。そこからプライドに関わることを「沽券に関わる」人の値打ちが下がることを「沽券が下がる」と言うようになった。

 

「なぜ風邪はかかるものではなく引くものなのか」★★★

古代中国では外気に邪悪なものが潜んでおり、体に悪い影響を及ぼすと考えられていたことから「風」に「邪」を付け「風邪」と表していた。風邪は体に悪い影響を及ぼす邪悪な風を吸い込むことからなると考えられていた病気。つまり、風邪は体に邪悪な風を引き込むこと。そのため「風邪になる」や「風邪にかかる」とはいわず、「風邪をひく」というようになった。

 

コメント:沽券に関わるって言葉、人生でまだ使ったことない気がする。ここぞという時に言えたらかっこいいね。