日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年5月9日投稿

「なぜイボの治療には液体窒素を使うのか」★★★★★

液体窒素療法とは、簡単に言ってしまえば「凍結」と「融解」を繰り返す治療法。具体的には、マイナス196°Cに達する超低温の液体を綿棒などに染み込ませ、ウイルスに冒されている患部を急激に冷やす(凍傷)ことで皮ふ表面の異常組織を壊死させる。すると、壊死した異常組織の下の皮ふが細胞分裂をはじめるため、新たな皮ふが再生してくる。このように、凍結と融解を繰り返すことで基底細胞(表皮の一番奥にある層)に感染しているウイルス(つまりイボの芯)を徐々に上へ押し上げてイボの原因を絶つことから「凍結療法」と呼ばれる。

 

「なぜ揚げ物にはレモンが添えられているのか」★★★★

レモンの果汁を絞ることで、爽やかな風味と酸味が加わり、油っこさを軽減させる効果がある。他にもレモンには腸での脂肪吸収を抑える働きがある。レモンに含まれるエリオシトリンという成分によるためのもの。だからレモンは肥満や糖尿病予防に効果がある。また、脂質に対する抗酸化作用が強く、高血圧・動脈硬化など生活習慣病予防にも効果的。ちなみにレモンを絞る際は果肉を上、皮を下にして皮から絞る形にするとより多くのエリオシトリンを多く摂取できる。

 

コメント:小学生の頃、足にできた魚の目を液体窒素で治療してたけど気持ちよかった記憶がある。毎回液体窒素をつけた綿棒で少しつつくだけで診療完了だったんだけど「もっとやってくれ~」って思ってた。