日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年4月10日投稿

「なぜ食パンを消しゴム代わりにもなるのか」★★★★

鉛筆の原型ができた1565年頃から、ゴムとパンで字が消えることが分かっていて、1770年頃まではパンで字を消していた。消しゴムの役目を果たすパンは何の加工もされていない食パンで、これを「消しパン」と呼んでいた。どちらも本来同じパンなのだが、食パンと消しパンは区別されている。焼きたてふわふわの美味しいパンを「食パン」と呼び、日が経って食味が落ちてしまったパンをデッサンのときに消しゴム代わりに使用していたので、「消しパン」と呼ぶようになった。現代の鉛筆の文字をパンで消すのは難しいが、木炭デッサンで使用する木炭紙には、むしろ消しパンの方が都合が良いため今でも使われている。

 

「なぜ寒天は寒い天と書くのか」★★★

寒天は17世紀の中頃、京都伏見にある旅館の美濃屋太左衛門が、ところてんを外に出しておいたところ冬の寒さで凍り、日中に自然乾燥の状態となったことから製作がはじまった偶然からの産物である説がある。そこから「寒空」や「冬の空」を意味する漢語「寒天」に「寒晒心太(かんざらしところてん)」の意味をこめて命名した。

 

コメント:最近食パン食べてないな。下手したら年単位で食べてないんじゃないかな。