日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年3月19日投稿

「なぜ方位磁針と円を書く文房具はどちらもコンパスという名前なのか」★★★★

円を書くときに使う文房具のコンパスと、方向を調べるときに使うコンパス(方位磁石)。2つが同じ名称になったのはどちらも同じ語源から名前を付けてしまったからである。語源になったのはラテン語の"com-(together,circle)"と"passus(pace,step)"を足した言葉で、「歩測する」とか「円を方位に分割する」という意味になる。英語でもこれらはどちらも"compass"だが、文房具のコンパスは足が2本あるので普通"pairof compasses"と言う。ちなみに文房具のコンパスの起源は古代ギリシャ。方位磁石は中国三国時代(中国での呼び方は指南車)に生まれた。つまり方位磁石の方が後から名称を被せてしまったことになる。

 

「なぜバランは草の形をしているのか」★★★★

現在ではプラスチック製のバランで食べ物を仕切っているが、昔は本当の植物で食べ物を仕切っていたその植物は「葉蘭」と呼ばれるユリ科の植物で食べ物の色移りや彩りを考慮していた。確かに葉蘭で食べ物を仕切ることが出来るが、今度は葉蘭の匂いが食べ物に移るという事態が発生したまた、植物であることから一年を通じて安定して手に入れることも難しかった。その後、技術の発展によって誕生したのが、匂いが移らず安定して手に入れることが出来るプラスチック製の葉蘭が生まれ元々は葉蘭という植物が使われていたことが由来で「バラン」と名付けられた。

 

コメント:食べられるバランとかないのかなーって思って調べてみたら、100均で「食べられるバラン」を作れる型が売っているみたい。これを使ってハムとかをバランにするようである。