日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年1月28日投稿

「なぜエビは茹でると赤くなるのか」★★★

エビやカニは茹でる前は少しくすんだ色をしているのに、茹でるとパッと鮮やかな赤い色になる。これはアスタキサンチンという色素成分によるもの。茹でる前の状態のアスタキサンチンはタンパク質とくっついて緑色になっている。ところが、茹でることによってタンパク質とアスタキサンチンが分離され、アスタキサンチンが元の色を取り戻して赤くなる。ちなみにアスタキサンチンはエビやカニの体内で生成されない。ヘマトコッカスという薬が過酷な環境下でも生き延びるため、赤い色素で細胞を守るため作るのがアスタキサンチンの壁。その藻を食べたプランクトンをエビやカニが捕食することで体内にアスタキサンチンが取りこまれる。本来白身魚と分類される鮭の身やイクラが赤くなるのも、アスタキサンチンによる影響である。

 

「なぜ冷えピタに解熱効果はないのに熱が出た時は冷えピタを貼るのか」★★★

東京女子医科大学の研究結果では、おでこに冷えピタを貼って解熱効果が見られた例は0%。冷えピタは発熱して体がだるく気分がすぐれない時暑くてぐったりした時などに、冷えピタをおでこに貼るとひやっとして気持ちがいいもの。冷えピタは解熱というよりリラックス効果に期待されている。

 

コメント:冷えピタはゲームを長時間遊ぶ時に付けるものだとよゐこ有野課長が教えてくれた。