日刊「WHY」アーカイブス

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2018年6月27日投稿

「なぜ脱輪した電車を再び線路に戻す事が出来るのか」★★★

脱輪した車両を元に戻す際には「ルーカス」という脱線復旧機材を用いる。鉄道車両は非常に重く、人力でジャッキアップなど出来ないのでモーターポンプで強力な油圧を発生させスライドレールの上をスライドできる油圧ジャッキで車体を持ち上げる。すると、車両は人力で押して動かせる状態になるので、そのままレール上に持っていき、ジャッキを下げて復線させる。

 

「なぜ電車には脱線と脱輪の二つがあるのか」★★★★

脱輪というと自動車。脱線というと電車のイメージがあるが実は両方使われている。この二つの使い分けとしては脱線が事故の名称、脱輪は現象を指して使うようで電車が脱輪した結果脱線事故となったというふうに言うのが妥当な用法である。また、一般に脱線と聞くだけで、大事故をイメージするようになってきているということがあるのかもしれない。それで、車体は線路上にとどまっているが車輪がレールから外れた場合を脱輪、車体全体が線路から大きく外れてしまった場合を脱線という使い分けになってきているらしい。

 

コメント:車両を人力で押して動かせるらしいけど、何かのはずみで油圧ジャッキが誤作動起こして、車両が重力通りに落下すると考えたら怖すぎる。人力で動かせても人が動かさない方が良いのでは?