日刊「WHY」アーカイブス

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2018年2月24日投稿

「なぜジェネリック医薬品後発医薬品ともいうのか」★★★★

欧米では、お薬を処方する時に、ブランド名ではなく、一般名(genericname/ジェネリックネーム)が使われることが多く、「ジェネリック医薬品」(generics)と呼ばれている。それが世界共通の名前となって、日本でも「ジェネリック医薬品」という名前が広まった。新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に発売される医薬品だから、「後発医薬品」と言われる。

 

「なぜジェネリック医薬品は安価なのか」★★★★★

お薬は開発した会社が特許を取ると20~25年の間、その会社が独占的に製造・販売できる。この特許が切れた後、開発した会社とは別の会社が同じ有効成分を使って製造・販売するお薬が、ジェネリック医薬品。開発にかかる期間は、新薬が9~17年。それに比べて、ジェネリック医薬品は新薬ですでに有効性や安全性が確認された有効成分を使って開発されるから、開発期間が3~5年と短い。期間が短い分、開発にかかるコストも大幅に抑えられるから、国が価格を新薬の約2~5割に設定されている。

 

コメント:ジェネリック医薬品を勧めてきてくれるお医者さんは信頼できる。