日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2017年11月10日投稿

「なぜ紙で指を切ることが出来るのか」★★★★

紙で指が切れるのは、紙の繊維にガラス繊維と同じようなケイ素が含まれていることが原因。このケイ素に細かい繊維のノコギリのようなギザギザがあり、それによって皮膚の繊維が切られている。特に新品の場合はしっかりと繊維質があり、切られた紙の断面が刃先のようになっている。紙と指の間に摩擦、つまり引き切る力が加わった結果紙で指が切れる。

 

「なぜ紙で指を切ると結構痛いのか」★★★★★

指は他の部位より痛覚が多い。紙は、指を切ってしまうほかの刃物などに比べてとてもギザギザしている。ナイフは切り口が綺麗でスパッと切れるが、紙は鈍く、ノコギリのように肌を切り裂いてしまう。さらに紙は目に見えないような破片や化学物質などを傷口に残していき、それが表皮の奥の真皮を刺激する。また、肌を傷つけてはいるが、紙で切った傷は大抵血管までには届かず、出血や血液凝固もほとんどない。それも痛みの原因。あらわになった傷口を守るかさぶたができないため傷口に直接刺激が与えられてしまう。諸々の理由で指先の怪我は痛い。

 

コメント:日刊「WHY」は基本的に「だ・である調」でお送りしております。たまに「です・ます調」も出てくるけど、それは語感がそちらの方が良いと思った時とふざけているときです。