日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年1月21日投稿

「なぜイカ飯は生まれたのか」★★★

輪切りにしたイカに米を詰めて炊くという発想はどのようにして生まれたのか気になったので。現在「駅弁」として有名な「いかめし」は函館本線森駅の駅弁調製業者だった阿部弁当店が第二次世界大戦中の1941年、戦時体制による食糧統制で米が不足していたため、当時豊漁だったスルメイカを用いて米を節約しても満足感がある料理として考案した。もち米入りで腹持ちが良いと評判だったらしい。戦後の1966年に京王百貨店で『第1回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』が行われ、阿部弁当店はこの大会にイカ飯を出品した。第2回には早くも売り上げ1位となり、以後同大会をはじめとする「駅弁大会」の常連となった。これによって「いかめし」は徐々に森町名物あるいは北海道名物として全国的に知られるようになった。

 

「なぜ寿司ネタでエンガワだけ魚名ではないのか」★★★★

名前は、その身の形が家屋の「縁側」に似ていることに由来する。「えんがわ」とは部位の通称であり、ヒラメやカレイの鰭(ひれ)を動かすための筋肉のことである。鰭の内側にある筋肉で、安くて美味しい回転寿司ではカレイが一般的である。それはヒラメがカレイに比べてとても高級なためである。一言にえんがわと言ってもヒラメとカレイの2パターンがある。

 

コメント:久しぶりにイカ飯を食べたい気分になってきた。たしかにイカ飯の旨い要素はもち米部分にあるかもしれない。