2018年5月28日投稿

「なぜ炭酸飲料のペットボトルは凹凸の無い形状なのか」★★★

炭酸飲料用のペットボトルは、丸くて凹凸が少なく、厚めで固く、口部は透明。容器を円筒状にし、内圧を均等に受け、一定の厚みをもたせる事で炭酸ガスの内圧に耐え、ボトルの変形を防止するため。底面にも特徴として5つの半球状の突起があり花びらのようにも見えるので、「ペタロイド」と呼ぶこともある。

「なぜ果汁用飲料ボトルは特徴的な形状なのか」★★★

果汁飲料用のペットボトルは高温充填による熱に耐えボトルの変形を防止する作りになっている。果汁飲料用では、高温で殺菌しそのまま充填する場合、口部のPET樹脂を白く結晶化させ耐熱性をもたせることで、充填時の高温に耐えられるようにしている。また、ラベルを剥がすと胴部はやや曇っているが、これはわずかだけ結晶化させているためである。ボトル側面には凹凸構造があり、これを「減圧吸収パネル」と呼ぶ。中味液が冷却されると体積が縮むため減圧されるが、このとき、容器への圧力を凹凸構造で吸収し、ボトルがいびつに変形するのを防いでいる。

コメント:最近★★★以下の評価付けてないな。俺の評価が甘くなったのか、ネタの質が上がってきたのか。