日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年6月9日投稿

「なぜ競馬はお金をかけていいのに賭け麻雀はダメなのか」リクエスト★★★★

日本では公営ギャンブルとして競馬、競輪、競艇オートレース、(宝くじ)が認められている。それ以外への賭け事は刑法第185条の賭博罪として捜査の対象になる可能性がある。185条でいう賭博とは、ある程度の偶然性の伴う勝負において、勝敗によって財物のやりとりが2人以上でなされること、との判例がある。これはどんなに少額なものであろうと違法行為である。しかしながら内輪での小額の賭け事であれば、例え当事者からの訴えがあっても逮捕に至るケースは少ないとされている。これは国民からの不要な反感を買わないためという判旨が存在している。

 

「なぜボーナスという賃金の形態がうまれたのか」★★★★

ボーナスは、江戸時代に行われていた「仕着せ」が起源と考えられている。仕着せは、商人が奉公人へ配った着物のことである。企業としてボーナスの支給を初めて行ったのは1876年に三菱商会と言われている。当時、海運業が急成長を始めた三菱は、イギリスのピー・アンド・オー社と6か月にわたり価格競争を繰り広げ、岩崎彌太郎社長自身の50%減給宣言や社員の給与の3分の1返上といった経費削減等で対抗。ピー・アンド・オー社を上海航路、日本航路から撤退させることに成功した。これは社員が頑張った結果である、ということで年末に賞与(ほぼ給与1か月分)を支給したとされる。

 

コメント:世の中にはボーナスが出ない企業がゴロゴロあるということに驚いた。