日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年6月8日投稿

「なぜ船は進行方向を取舵と面舵で表現するのか」★★★★

取舵とは船舶の航行において、進行方向の「左」に舵をとることを意味する。面舵は「右」に舵をとることを意味する。これらの「取」と「面」の漢字は後で当てられた字である。まず、「取舵」の「とり」は、十二支の「酉(とり)」の方角に由来する言葉である。そして、西(左)が「酉(とり)」で東(右)が、「卯(う)」となる。左の酉(とり)の方位に舵を切るので、「酉舵(とりかじ)」と呼ばれた。一方、右は卯(う)の方位となり、「卯の舵(うのかじ)」となる。これを古くは「卯面舵(うむかじ)」と言い、音がなまって「面舵(おもかじ)」になったとされる。

 

「なぜ企業には子会社や関連会社といった概念があるのか」★★★★

子会社とは議決権のある株式の50%超を親会社に保有されている会社を指す。営業方針の決定権、役員の派遣状況、資金面等から「実質的に支配」されていると判断される場合には「子会社」と判定される次に、関連会社とは20%以上の議決権を所有している(親会社の持ち株が20%未満)会社のことをいう。会計ルールでは、たとえ20%未満であっても、例えば15%以上の議決権を所有され、かつ上記のような特別の関係から「実質的な影響力」が大きいと判断される場合には「関連会社」と判定される。これらに対して、グループ会社というのはビジネス」用語であり関連会社に近いイメージで使われる。

 

コメント:2つ目の「WHY」のようなことを会社法の講義で習っていたはずだがほとんど忘れてしまったな。講義を受けていた当時はあまり馴染みのない事柄だと思ってたけど今ならもう少し面白いと思いながら講義に出られるのかな。