日刊「WHY」アーカイブス

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2020年3月9日投稿

「なぜコックの帽子は長いのか」リクエスト★★★★★

コックの帽子が長いのにはいくつか理由がある。1つ目は、コック帽の長さによってその料理人がどんな立場なのか、地位を表すためである。一般的にコック帽の長さが長い程、料理長などその調理場において責任のある立場であることが多い。例えば料理人見習いは18cm、7年以上のキャリアを持つ料理人は23cm、料理長以上は35cm。2つ目は、コック帽が長いことで衛生的に良い効果があるため。調理場は火を扱うことが多いので、気温が蒸し暑くなり汗をかきやすくなり、衛生面の問題や痒み、夏場なら熱中症のリスクも生じる。長いコック帽であれば、それだけ空間が生まれるため通気性が良くなり頭が蒸れにくくなるので快適になる。3つ目は、ビジュアル面でお客様からの信頼を上げる狙いがある。

 

「なぜ風邪は『引く』ものなのか」★★★

「風邪」の時だけ「引く」の動詞を使うのは、かつて風邪は病気とは考えられていなかったからである。「風邪」の原因は「悪い風=邪気」と考えられていた。そして、「風」に「邪気」の「邪」の字を当てて「風邪」と読むようになった。古代中国では「風邪」の原因は「肉体に何らかの影響を与える大気(邪気)」と考えられていた。つまり、原因ははっきりしないが何か悪いものを体の中に引き入れた結果が「風邪」という状態だと考えられていた。日本では平安時代に使われ始めた。

 

コメント:長すぎる帽子は調理中にぶつけたりしそう。自分の頭の上の当たり判定とかよくわからなくないのかな。それすらも理解しコントロールできる者にのみ着用を許されているんだろうなぁ。