2019年6月19日投稿

「なぜ晴れ舞台という言葉があるのか」リクエスト★★★

晴れという言葉はハレと書き、多くの人が集まり注目を浴びる場面、儀礼や祭りという意味もあるから昔の日本では祭りなどの良い意味で非日常的な事を「ハレ」日常的な事を「ケ」と呼んで区別していた。ハレ着(非日常的な着物)などは今も使われている晴れ着に対し、昔は普段着を「ケ着」と言っていた。

「なぜ髪の毛は頭にくっついてる時はなんとも思わないのに落ちたらなんか気持ち悪く感じるのか」リクエスト★★★★★

身体から離れたとき、それは微妙なものとなる。もはや自己の一部ではなく、かといって完全に「非自己」ということもできないような、あいまいな存在になる。あるべきところにないものは、人に不安や落ち着きのなさを抱かせる。身体から離れた身体の一部は、そうした「つつがない」日常を壊すものとして認識される。だから、「汚い」「気持ち悪い」と考える。秩序を乱すような事物のありように対する拒否感や嫌悪感は、社会を秩序化するための重要な要素となっている。見方をかえれば、私たちの穢れをめぐる行動とは、社会的な分類を混乱させたり、無効にしたりする観念、あるいは分類に当てはまらない「あいまいでどっちつかず」の人や事物、観念、状態を「拒否」「否定」「排除」しようとする反応に他ならないのである。

コメント:2つ目の「WHY」はかなり良い視点からの疑問だと思う。自分では一生考えもしなかったかもしれない。こういうリクエストを送ってもらえるとリクエスト募集してて良かったなって思える。