日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2019年2月18日投稿

「なぜ切手の裏は濡らすとくっつくようになるのか」★★★

昔の切手には、でんぷんを分解したデキストリンを用いていた。しかし、湿気があると切手同士がくっついてしまったり、丸まったりする欠点があったので、印刷局の技術陣がつくったのが「PVAのり」PVAとはポリビニール・アルコールの頭文字をとった名称で、これに酢酸ビニール・ソルビット(植物から精製した吸湿性の甘い結晶)を添加してつくったのりを用いている。これらの物質はぬれると、すぐにくっつく特性があり、まったく無害なのが特徴。これを最初に使ったのは日本の切手だが、いまでは世界各国の切手に用いられている。

 

「なぜ鉄火巻はマグロ巻きではないのか」★★★★

そもそも鉄火とは、真っ赤に熱した鉄を指す言葉。鉄火巻きの名前の由来には諸説あるが、その一つが鉄火場に由来するというもの。この鉄火場とは博打場のこと。鉄火には乱暴者という意味もあり、そんな気質の博徒たちが集まり、博打で熱くなるから鉄火場。こうした鉄火場で博打をしている博徒たちは食事をしている時間も惜しくそんなときに便利だったのが巻き寿司だった。博打をしながら手軽に食べることができて、海苔で巻かれているので手を汚すこともないという理由で鉄火巻は誕生したとされている。

 

コメント:PVAのりといえばスライム作りには欠かせないものの1つだね。小学生の頃はよくスライム作ってたなあ。