日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年2月23日投稿

「なぜ懐石料理と会席料理があるのか」★★★★

同じ読み方をするこの2つ、実は全く違う種類のものである。懐石料理は実は茶道から産まれており、茶の湯の際のメインであるお茶を頂く前にもてなされる食事の事を指す。茶道の心である侘び・寂びを料理として表現しており「旬の食材を使う」「素材の持ち味を活かす」「心配りを持っておもてなしをする」という三大原則を掲げ、一汁三菜を基本としている。飯と汁は食事の最初に提供される。対して会席料理とは、宴席にてもてなされる料理のことを指す。懐石料理と同じく一汁三菜を基本としているが、懐石料理と違い飯と汁はお食事の最後に提供される。また、懐石料理はお茶を嗜むために頂くお食事に対して、会席料理はお酒を嗜む為のお食事という位置づけになっている。

 

「なぜ懐石料理は懐に石と書くのか」★★★

懐石料理も元々は「会席」と記されていた。しかし、禅宗と深く関連している茶道において、禅宗の厳しい修行の際に、空腹や寒さを一時的にしのぐため「温石(おんじゃく)」という懐に石を入れる行為が名前の由来となっている。懐石料理は、会席料理と違い、お茶の前の一時的な空腹を満たす少量の食事が基本となっている。

 

コメント:懐石料理とかのお高い料理は素材は良いのに味付けが特殊で台無しになっていることが多々あるように感じられる。ドレッシング派青じそ、肉にはステーキソースで良いんだよ!訳の分からん創作ドレッシングやソースはいらねぇんだお!