日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年1月12日投稿

「なぜ謙遜して相手の言葉を打ち消す時に『とんでもない』という言葉を使うのか」★★★

とんでもないは「途でもない(とでもない)」が変化した語。「途」は「道」「道程」の意味から、「手段」や「物事の道理」を意味するようになったその「途」に否定の「無い」をつけ、「道理から外れてひどい」「思ってもみない」などの意味で「途でもない」となり、「とんでもない」となった。この「思ってもみない」という意味が現代で使うところの「褒められるとは思ってなかった」等の謙遜の意味合いで使われるようになった。ちなみに「とんでもない」はそれで一語なので「とんでもございません」という表現は誤用である。

 

「なぜ百舌鳥にははやにえという習性があるのか」★★★

モズ類には捕らえた食物を小枝や刺に突き刺したりひっかけたままにしておく習性があり、それら小枝などに放置されたものが「モズのはやにえ」とよばれる。この習性が食物の貯蔵を目的にして発達してきたものかどうかは明らかでない。モズ類には本来獲物を小枝や刺などに突き刺して食べる習性がある一方はやにえは、一時に多くの食物が得られたときに数多く立てられる傾向がある。このことからすると、突き刺してはみたが食べ切れないで残ったものという可能性もある。また、縄張りの境界を示すものとしても利用されているという説もある。

 

コメント:人間からすると枝に突き刺さった虫なんてSAN値を下げるだけの代物でしかないのだが、百舌鳥をはじめとした鳥にとってはごちそうに見えてるんだろうな。