日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2017年9月21日投稿

「なぜ献血は謝礼がないのか」★★★★★

献血で血を集めるのは無料、医療行為である輸血ではお金を取る。200mlで4,500円、以後200ml追加するごとに3,500円。いずれも10割負担の金額。健康保険を使えば1割程度の金額で済む。現在なぜ献血が無料で対処されるかの理由は以下。1、献血でお金を稼げるようになると働かない人が出てくる可能性があるから。2、献血者の知らない間に血液が汚染されている可能性があり、それを調べるのに費用が発生するから。1については流石に極論だろう...とも言いきれないか。しかし自分を死に追いやるまで血液を売ることはないだろう。2については事情はわかるが、それでも献血者がお礼を得られないことへの説明にはならない。献血に対してお礼(お金)を払うことで献血協力者は格一段と増えると思うのだが、まぁ難しいのだろう。

 

「なぜ人は血を見ると生理的嫌悪感を覚えるのか」★★★★

血液恐怖症による血管迷走神経性という反応が原因。副交感神経を構成している迷走神経は、脳幹から出て、首、胸、腹を縦横無尽に通っている。休息と消化の機能を制御していて、無意識のうちに心拍を鎮めたり、胃液の分泌を促進したりする働きがある。しかし、これが空腹、脱水症状、急に立ち上がる、長時間立ちっぱなし、爆笑、突然の恐怖、激しい咳き込み、痛み、嘔吐、もちろん血液などが引き金になって、過剰に反応すると起こる。なぜ、こんな症状を示すのかについては、危険な状況で身体を仮死状態にするため、血圧を低くして、出血しても血液が大量に失われるのを抑えるためと、防衛本能説がある。

 

コメント:この日の体育が「献血に協力しようぜ!」みたいな回で、実際に献血をしている様子を映した映像を見せられた時になぜか気分が悪くなってしまった。普段は「俺みたいな大1でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは」って感じなのに。