日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2018年5月20日投稿

「なぜ古本屋は許されているのか」リクエスト★★★★★

本は日本では再販制度に支えられている。本はそもそも「値引きができない」商品。古本屋を駆逐したいなら需要と供給のバランスがとれるまで新刊本の価格を下げれば良いだけである。これをしないで古本の取り締まりなんてナンセンスだが、これをやると売れる本と売れない本の供給に差が付き、必要だけど売れるとはいえない本が供給されなくなる。再販制度の是非はあるが、少なくとも購入者の「知識を得るための必要性と負担」と執筆者の「職業としての執筆と収入の確保」のバランスは今のところ成り立っている、といえる。そうでなければ、これほどの本が書店に並び、玉石混交の雑多な知識がそろうことはないであろう。

 

「なぜ鶴は千年亀は万年という言葉があるのか」★★★

鶴は千年亀は万年を生きるという中国の古い言い伝えから生まれたことば。鶴も亀も長生きする為、縁起のいいものとされていたようである。命が長く、長生きをしたことを祝ったり、いいことが起きるように祝ったりする時に使われた言葉である。実際には鶴の寿命は20~30年。亀の寿命は20年~200年。古代中国人は大分話盛ったな。

 

コメント:故事成語ってたいてい話を盛ってあるけど、その言葉が生まれた当初の民衆はその言葉に納得してたのかな?現代人からしたら何百年も伝わってる言葉だから納得できなくはないけど、当時の人は「それは盛りすぎでしょwww」ってツッコまなかったのかな?