日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2018年3月6日投稿

「なぜ屋久杉は何千年も生きながらえるのか」★★★★

一般に樹齢が300年ほどと言われている杉が、2000年、3000年もの長寿の杉になるのは、年間4,000mmから10,000mmもの多雨に恵まれている屋久島の特殊な自然環境と、屋久杉の樹脂の特性が起因している。屋久島の土台は花崗岩で栄養分が少なく、杉の生長が他の地域に比べ遅くなる。するっと、年輪の幅が緻密になり材は硬くなる。そうなることで樹脂道に普通の杉の約6倍ともいわれる樹脂がたまる。この樹脂には防腐・抗菌・防虫効果があるため、屋久杉は長い年月の間不朽せずに生き続けられるのである。

 

「なぜ屋久杉は中が空洞なものが多いのか」★★★

内部を腐らせて栄養を必要な部分に集めるために屋久杉は中が空洞になっている。

 

コメント:縄文杉を見に行くために朝の5時に宿を出発して専用のシャトルバスで登山口まで行き、山頂までは4時間かかった。前半は登山道が廃道になったトロッコのレールの上を歩いていくという非日常感にテンションが上がり、後半は階段と呼ぶことができないような段差を上り続け、途中でそろそろ着くやろと何度も思った。若い我々がへとへとなのに他の登山客のご老人はスイスイ進んでて凄かった。肝心の縄文杉は霧が濃すぎてあまりしっかりと見ることはできなかったが、下山していく途中に霧が晴れていき行きでは見えなかった綺麗な景色とかも見えて感動した。屋久島旅行は今までの旅行の中でも一番に満足度が高いものになった。