日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

植物

2020年6月22日投稿

「なぜサボテンはIQ2あると言われているのか」★★★★ 知能とは一般に問題解決能力と定義され、植物が問題解決能力を備えていることは証明されている。例えば、アカシアの木は不快な匂いのするタンニン酸を出して、動物が自分を食べようとするのを防ごうとする…

2020年4月23日投稿

「なぜ給料日は企業によって違うのか」★★★★ 労働基準法では「給料は毎月最低1回支払うこと」と「一定日に支払う」ということは決められているが、具体的に何日に支払うという規定はない。そのため、給料日は企業によって異なる。一般的に給料日は「五十日」(…

2020年4月21日投稿

「なぜアースデイは設定されたのか」★★★ 「アースデイ」とは、毎年4月22日にある。アースデイは1969年ユネスコの環境関連会議でその概念が定義され、翌1970年アメリカの上院議員ゲイロード・ネルソン氏が4月22日に環境問題に関する討論集会の開催を呼びかけ…

2020年3月29日投稿

「なぜヤシの木は海の方に傾いて生えているのか」★★★★ 原因は海風による砂の侵食。岸辺から海に向かう陸風(オフショア)も吹くが海風(オンショア)の方が遥かにその頻度が高い。この風がヤシの木の根本に吹き付けると海側の部分は侵食されてえぐられ、逆に幹の…

2020年3月3日投稿

「なぜ木は身長がそんなに変わらないのか」リクエスト★★★★★ 木は光合成をして成長するので他の木の陰に入って光合成ができなくならないように山の斜面に合わせて周りの木と同じ高さまで成長する、と前に本で読んだことがあったのだが調べても出てこなかった…

2020年1月9日投稿

「なぜきゅうりとキューカンバは語感が似てるのか」★★★ 結論から言うとこの2つの語源に関連性は無い。cucumberの語源はラテン語で「きゅうり」を意味するcucumisの単数奪格と呼ばれる形cucumere。これが訛って、英語のcucumberとなったされる。きゅうりは元…

2019年12月23日投稿

「なぜ努努でゆめゆめと読むのか」★★★ 努で「ゆめ」と読む場合は「決して〜するな」という意味になる。「努」という漢字にそのような意味はない。つまりこれは当て字である。その為「努努」「夢夢」「努力努力」などの表記ブレもしばしばある。 「なぜ青じそ…

2019年10月6日投稿

「なぜストレス与えた方が美味しくなる野菜があるのか」リクエスト★★★★ 植物が受けているストレスは無数にある。・温度(高温、低温、凍結)・光(強光、暗黒、紫外線)・水(乾燥、水没)・栄養(栄養不足、栄養過多、塩、重金属)などなど。植物はヒトや動物と違い…

2019年10月5日投稿

「なぜトマトは水分与えない方が甘く育つのか」リクエスト★★★★★ トマトの糖分は葉で行われる光合成により根から吸い上げた水と葉から取り入れた空気中の二酸化炭素とから作られて、茎の中を通って供給される。もし、トマトに沢山に水分があると糖の濃度は薄…

2019年8月1日投稿

「なぜヨーグルトゼリーはあるのにゼリーヨーグルトは無いのか」リクエスト★★★★ それは「ゼリー」とは味ではなくカテゴリーだから。だからヨーグルト味のゼリーはあってもゼリー味のヨーグルトは無い。ゼリーは一般には、ゲルの通称、あるいは特に、水分を大…

2019年7月20日投稿

「なぜ腹立たしい気持ちをムカつくと言うのか」★★★ 「むかつく」は平安時代後期には既にあった言葉で「胸がむかむかする。吐き気がする」という意味で使われていた。その点は現在もほとんど変わらない。ただ、「腹が立つ。頭に来る」という意味で使われるよ…

2019年7月8日投稿

「なぜスイカは赤いのか」リクエスト★★★ あの赤い色はトマトが赤いのと同じ理由でリコピンという色素が関係している。リコピンに含まれるカロテノイド系色素は二重結合が連なったポリエン構造をしている。ポリエンが長くなると青い光を吸収して、赤と緑の光…

2019年4月1日投稿

「なぜクリスマスの時にプレゼントを贈る習慣がついたのか」リクエスト★★★ クリスマスとはイエス・キリストの「降誕」を祝う祭りである。降誕とは「君主・成人・高僧などがこの世に生まれ出ること」であり誕生日ではない。元々キリスト教は誕生日にプレゼン…

2019年2月24日投稿

「なぜ花粉の飛散量は計測できるのか」★★★★★ 花粉量の計測方法は意外にもアナログで、人の目で行っている。日本ではダーラム式花粉計測器が一般的で、中央にワセリンなどを塗布したスライドガラスを設置し、24時間放置して風に流されて付着した花粉を採取す…

2018年12月12日投稿

「なぜ空港には植物検疫所があるのか」★★★ 植物に有害な病害虫の侵入・まん延を防止し、日本の「農業」と「緑」を守るために、輸出入植物及び国内植物の検疫を実施している。植物検疫は、植物の輸出入に伴い植物の病害虫がその植物に付着して侵入しないよう…

2018年11月3日投稿

「なぜサメは漢字では鮫と書くのか」★★★ 「鮫」漢字の由来については諸説あるが、その一つに交尾をする際、身体をくねらせて泳ぐからというものがある。魚類の中では珍しく、オスとメスが互いの生殖器を合わせる形の交尾をする。「サメ」の語源は諸説あるが…

2018年9月27日投稿

「なぜ彼岸花のイメージは悪いのか」★★★★★ 別名:地獄花、捨て子花、死人花etc...とにかく悪いイメージしかない。彼岸花のイメージが悪い理由は諸説ある。彼岸花は球根部分に多くの毒があり、勝手を知らない子供達が、間違って口にすると危ないので、忌まわし…

2018年9月10日投稿

「なぜ中央分離帯には樹木が生えているのか」★★★★ 全国的に多く植えられているのは、サザンカやキョウチクトウなど。その役目として緑でドライバーの気分をリラックスさせたり、対向車のヘッドライトの光をさえぎったりしている。車の脇を通り排気ガスの影響…

2018年8月7日投稿

「なぜ自動販売機の値段は場所によって違うのか」★★★ 価格は自販機設置依頼主と自販機業者の話し合いにより決定する。価格の他にも、販売手数料(リベート)や電気代はどちらが持つかなども話し合う。基本的に価格は依頼主の言い値。依頼主の言い値が100円の場…

2018年6月22日投稿

「なぜウーロンハイはハイボールが入っていないのにハイが付くのか」★★★★ 烏龍ハイ誕生には国内の烏龍茶の歴史が深く関わっている。1981年にサントリーが世界で初めて缶入り烏龍茶を発売した。当時は今のようにお金を出して飲料として買って飲むという感覚が…

2018年6月17日投稿

「なぜウーパールーパーは別名アホロートルなのか」★★★★ アホロートル:この類のサラマンダーの仲間の幼形成熟個体(ネオテニー)を指す原産地(メキシコ)での呼び名である。メキシコサラマンダー:こちらが和名としては正しく、図鑑などでもこの名称が用いられ…

2018年4月5日投稿

「なぜ毎年花粉飛散量は増え続けているのか」★★★★★ 樹齢(林齢)が原因。植物は樹齢30年ぐらい(20年~25年ぐらいとも)からさかんに花粉を飛ばすようになる。今ある杉やヒノキは1970年や1980年代に植えられたもの。花粉は2030年にピークを迎え2050年までそれをキ…

2018年3月28日投稿

「なぜ納豆嫌いの人は多いのか」★★★ 調べてみた&嫌いな人に聞いてみた。まずはあの特徴的な匂いが嫌いという意見が多い。アンモニア臭がするので便所の中で飯を食ってるような気分になるというものもそして食感、糸を引くのが嫌。汚い。口の中が不快になる…

2018年3月6日投稿

「なぜ屋久杉は何千年も生きながらえるのか」★★★★ 一般に樹齢が300年ほどと言われている杉が、2000年、3000年もの長寿の杉になるのは、年間4,000mmから10,000mmもの多雨に恵まれている屋久島の特殊な自然環境と、屋久杉の樹脂の特性が起因している。屋久島の…

2018年3月5日投稿

「なぜ苔は発生するのか」★★★ 富栄養化が関係している。富栄養化とは、海・湖沼・河川などの水域が、貧栄養状態から富栄養状態へと移行する現象を言う。水域の富栄養化の要因は生活工業排水や農業の肥料、畜産の糞尿など多岐に渡る。このような富栄養化は生…

2018年3月2日投稿

「なぜ痒いところを掻くより痒くなるのか」★★★★ かゆみがないとき、人の感覚は“痛いもの”を痛いと感じるが、かゆみを覚えているとき、その痛みの感覚は“気持ちいい”に変わる。ひどいかゆみは人を一時的なマゾヒストへと変貌させ、痛みが快感へと切り変える。…

2018年2月18日投稿

「なぜかきの木茸は柿の木という名前が付いたのか」★★★ かきの木茸は栽培エノキタケの名前。通常の栽培エノキタケが白くひょろひょろなのに対し、こちらは日光に当てて育てる事で天然の物の様に着色したものになる。製造元の説明によれば、エノキの原種にあ…

2018年2月16日投稿

「なぜ桜は『散る』薔薇は『枯れる』と表現されるのか」★★★★ 桜は『散る』菊は『舞う』椿は『落ちる』薔薇は『枯れる』紫陽花は『しおれる』梅、萩は『こぼれる』朝顔、菖蒲は『しぼむ』牡丹、芍薬は『崩れる』。これらは和歌に由来があるらしい。全て同じ状…