日刊「WHY」アーカイブス

ボンゴレさんがTwitterで垂れ流してきた日刊「WHY」のアーカイブサイト。現在、毎日半月分を目安に更新中!

2020年8月22日投稿

「なぜとよ"だ"佐吉なのにTOYO"TA"なのか」リクエスト★★★★★

トヨタ自動車株式会社は1933年に豊田佐吉(トヨダサキチ)が創業した自動車会社である。創業当初の社名は自分の名字から取ったTOYODAとしてロゴや刻印にも使用していたが、1936年夏に行った新トヨダマークの公募で、約27,000点の応募作品から「トヨタ」を新しい社名として選んだ。この変更の理由は「トヨダ」よりも「トヨタ」のほうが濁音がなくさわやかで言葉の調子がいいこと。日本語で「トヨタ」と書いた場合、総画数が縁起がいいとされる「8画」になること。さらに創業者の苗字である「トヨダ」から離れることで、個人の会社から社会的企業へと発展するという意味もある。ちなみに創業者の名字を社名にしている企業はかなり多い。中にはブリヂストン(創業者名は石橋)やジュンク堂(創業者名の父の名が工藤淳)など意識しないと分からないようなものも存在する。

 

「なぜワインは横にして保管することが多いのか」★★★★

ワインを横に寝かせて保管するのは、ワインでコルクを湿らせておくためである。コルク栓は弾力性に富み適度に空気を通す。そのためワインの熟成に適し、腐敗しにくくしている。しかし、乾燥するとコルクは収縮して弾力性を失い硬くなってしまう。乾燥したコルクは空気を通しやすいため、ワインの酸化が進む。さらに、抜栓時にコルクが崩れやすくなってしまう。これらの現象を防ぐため、瓶を横にたおしワイン自身でコルクを適度に濡らすことで対策している。

 

コメント:社名の由来は結構ひねりを加えている企業も多いので調べてみると結構面白い。